2012年4月16日月曜日

着れなくなった子供服の行き先の1つとして

先日お店に保育士の方がお客様で来店されました。
その方は、普通の保育園ではなく、乳児院を志願されて働かれているそうです。
まだ26,7歳の若くかわいらしい方でした。

普段話を聞くことの出来ない方から直接色々話しを聞くことができました。
施術中涙が何度か出そうになりました。

乳児院は都内に10か所あります。
0~3歳までの何らかの理由により親が育てることの出来ない子供たちの院ですね、
3~18歳まではいわいる孤児院へ行くそうです。

私そういう施設にボランティア活動に行きたい。と頭の片隅で思たことがありましたが、実際ボランティアに行っても子供と触れ合うことなく、おもちゃを拭いたり、片づけをしたりとなるようです。
考えてみればそりゃそうですよね。
ただの1日来て子供たちと遊んで帰るなんて、自己満足のボランティアです。
帰ていたら、その後子供たちは寂しい思いをするだけです。

色んな形のボランティアがありますが、寄付が一番かもしれません。
月光仮面でランドセルを送られていたのが、話題になりましたね。

その方がおっしゃるには、服とかおもちゃを送ってくれるのも助かるそうです。
子供たちがサイズアウトで着れなくなった服やもう遊ばなくなったおもちゃあると思います。

次の子の為にとている場合もあるでしょう、友人の子供にあげる場合もあるでしょうし、
オークションで売る場合もあるでしょう。
一つの選択肢としてこう言う施設に送ると言う手も頭の片隅にでもおいておいてほしいな。と思います。

1年間に子供たちの被服費は上限があり、靴でもアシックスとかいいのを買うと
もうそれできつくなてしまい、買えないそうです。
靴12.13㎝の歩きはじめの物や、帽子も特に助かるそうです。

園全体で子供を見るのですが、担当の子供が2、3人決まっていてその子の事は
特に自分の子ように接していくそうで、先生が休みの日にその子供を外に連れ出してあげるそうです。
そうしないと、そこで昼間生活し、ご飯を食べ、そのままそこで寝る子供たちは
外の世界を全然しらなくなりますもんね。
ショッピングセンターもファミレスも知らなくなります。

休みの日に連れ出し、それにかかる費用(入園料、食事代とか)はすべて先生個人の出費になるそうです。
その方も休みで、午前中は担当の子供をアンパンマンの施設へ遊びに連れ行き、夕方からうちのお店に受けにこられました。
自分の休日も削られ、実費もかかる。聞くと本当に頭が下がります。
先生は、連れて行ってあげたいから負担には感じない。とおしゃってました。

普段着もいいでしょうが、そういう時に着るちょっとよそいきな服とかも
送ると喜ばれるのかなぁと思います。

今衣替えの季節ですね。
冬ものは、季節はずれなので今送ると迷惑かもしれません。
が、おいていたけど着れない春物、夏物もあると思うので
この機会に見てみてください。

送る際は、必ずその施設に電話をかけ、了承をとってからですね。
私はその方の勤める院も聞いたので、失礼のないような、まだ着れる
可愛い服や、靴を送りたいと思います。

皆さんもちょとでもそういう気になればアクション起こしてほしいと思います。
お友達にも機会があれば話してほしいです。

都内の乳児院施設一覧を貼ります。
http://www.fukunavi.or.jp/fukunavi/controller?cmd=sbr&actionID=jgytik&SVCCBR_CD=005

もちろんこのような施設は日本全国にありますので
ご自身の地区を検索してみてください。

着れなくなった服をこういう施設に送るということを
私自身全然頭になかったので、載せました。